第14章 とある日のとある日常【2】
俺は見てしまった、
それは俺がトイレから帰ってきた時の事だ
「波江さん、本当に良いんでしょうか、」
思わず立ち止まってしまった
少し様子を見ようとリビングからの声に耳を傾ける
「何がかしら?」
「私、一応臨也と付き合っているのに、あの、波江さんと、その……」
「亞璃亞、声が大きいわ、臨也が聞いていたらどうするの?」
「そう……ですよね、すみません、」
脳内がフリーズした
亞璃亞が……波江と?
……許せない…許せるわけが無い、
これは亞璃亞にちゃんと聴かないとね
「亞璃亞、もし心配なら今日の12時に電話してきなさい」
「はい、そうさせてもらいますね」
俺はそれから2分後に部屋に入って行った
今日の夜中が勝負だと考えなから