第50章 ふたりだけの世界《カラ松END》
「かっ、カラ松くんっ……だ、だめっ…だめだよお……っ」
思わず泣きそうな声が出た。
けれど、カラ松くんは口の動きを止めてくれない。
「くっ…いやぁ……あぁんッ……! イッちゃう……イッちゃううう…ッ……!!」
びくん、と身体がはねて、わたしは絶頂を迎えた。
ひくひくと膣が大きく痙攣し愛液が吐き出されるのがわかる。
カラ松くんは、わたしが放出した愛液を舌で舐めとり、今度は太ももの内側に舌を這わせた。
「かっ…カラ松くん…っ?」
カラ松「さくら、本当に可愛い。ここも…ここも…俺のもの……なんだよな?」
カラ松くんは、ちゅ、ちゅ、とわたしの肌にキスをしながら、柔らかく微笑んだ。
「そうだよ…っ、カラ松くんのものだよ…?」
カラ松「夢みたいだ……さくらを俺だけのものにできるなんて」
カラ松くんは、身を乗り出し、わたしの身体を抱きしめた。
どちらからともなく重なる唇。絡まり合う舌。
求め合うようにキスをしながら、カラ松くんは、ゆっくりとそれをわたしの中に挿入した。
「んっ…んん……っはぁ」
息継ぎをしようと唇を離すも、すぐにまた口付けられた。
なんか……今日のカラ松くん……
余裕がなくてかわいい。
「はぁっ…好き……カラ松くん好きぃっ…!」
カラ松「俺もだよっ…さくら」
幸せだった。
世界中の誰よりも。