第49章 あなたに貰ったもの《おそ松END》
「ふあっ…ちょっと……っ、まって」
くりくりと乳首を弄られて、目に涙がにじむ。
嫌だよ……こんなところで……
こんなふうに鏡の前で犯されて感じてるなんて……
本当に変態みたいじゃん……
「やんっ……やだ、まって、おそ松くっ…、」
おそ松「んー? なになに? きこえない」
「いっ、いじわる……っ、きこえてるくせに…!」
おそ松「えー、ほんとにきこえなかったんだけど? ほら、もっとデカい声で言って?」
おそ松くんは、そう言いながら、わたしの水着のショーツの中へと手を滑り込ませた。
湿ったそこに指をさしこまれ、ぐちゅぐちゅとかき混ぜられる。
「あんんッ…! やだぁっ…」
わたしは、思わず手で口を覆った。
おそ松「やめてほしいならちゃんと言って? ほら」
「む、無理だよう……っ、声っ……でちゃうからぁッ…」
乳首と蜜壷を同時に弄ばれて、わたしは唇を噛んで声を押し殺した。
と、ふと顔をあげると、目の前の鏡に、自分の姿がうつっていた。
目に涙をためて、頬を赤くして、眉根を寄せて、快感を我慢しているわたしの顔。
それを見た瞬間、羞恥が一気にこみ上げてきた。
おそ松「……あ、耳まで赤くなった。どしたの。感じてる自分の姿見て恥ずかしくなっちゃった?」
おそ松くんは、いじわるにそんなことを囁きながら、わたしの耳たぶを甘噛みした。
「んんッ……」
ぎゅっと目をつぶって、その快感をやり過ごす。
どうしよう……
このままじゃ流される……
おそ松「その顔、すげーエロい。ね、そろそろ俺も我慢できない」
「えっ……」
ズボンをおろすおそ松くんに、わたしは目を見開く。
そんな……
まさかここで最後までヤるつもりなの……?
「まっ、まって……!」
わたしは、おそ松くんの手をつかんだ。
おそ松「…ん??」
「まって……だめだよ、こんなとこで……」
おそ松「えー? なんで? いいじゃん、さくらが声おさえてればバレないよ」
「む、無理だよ……ね、お家に帰ってからにしよう?」
わたしが必死に懇願すると、おそ松くんは、少しの間ののち、ふうと溜め息をついた。
おそ松「……しょーがないなあ。そのかわり、約束はちゃーんと守ってよ?」
耳をぺろりと舐められて、ひゅっと喉の奥が鳴った。