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【おそ松さんR18】君がため

第5章 いただきますのごちそうさま【チョロ松】




「げほっ…!げほ、げほっ!」


さくらちゃんは、体を折って苦しげに咳き込んだ。

あー、むり。

可愛すぎて、好きになっちゃいそう。


チョロ松「さくらちゃん……またよろしくね」

「……っ」


さくらちゃんは、僕を見上げ、目を見開き凍りついた。


チョロ松「手錠は、僕からおそ松兄さんに返しとくよ。夕飯つくるから手伝って」

「夕飯……?」

チョロ松「そう、今日は僕の当番だから。さくらちゃんもお腹すいてるだろ?」

「そ、それは……」

チョロ松「あ、それと」


僕は、さくらちゃんの顎をつかみあげた。


チョロ松「逃げ出そうとしたら、そのときは容赦しないから。手錠でも鎖でもつかって雁字搦めにするから」

「チョロ松く……ん」


さくらちゃんは、すっかり怯えきった声で呟いた。


あの明るくて優しいさくらちゃんが、僕の言葉で怯えている。

僕のことを怖がっている。

僕を涙目で見上げている。


その事実に、ぞくりと体が震えた。


優しくしてあげたときに笑うさくらちゃんの笑顔も好きだけど、

おびえた顔のほうが、もっともっと好きだ。



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