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【おそ松さんR18】君がため

第34章 青空と君の背中《カラ松END》




あのとき、というのが、カラ松が強姦されかけたさくらを助けたときのことであることは、言われなくとも理解した。


「とにかく……あのときのカラ松くんは、すごくかっこよかったんだ。ピンチを助けられて好きになるなんてベタだけど、それがきっかけで、わたしはカラ松くんのこと好きになったの」

一松「ふーん……そっか」





さくら……やっぱり、あんたは何も知らないんだね。



あれも、それも、これも……

そしてあんたのそのカラ松に対する気持ちでさえも。


それらは、ぜんぶアイツが仕組んだことであり、出会いから今に至るまでのすべての出来事が、アイツがつくった『シナリオ』であることを……




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