• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君がため

第21章 愛してる、だから…《一松END》




一松「えっ…ちがうの?」

「ちがうよ!」

一松「じゃあ、なに?」

「あ……そ、それは……」


再び口ごもってしまう。


……と、そのとき。一松くんの腕が、わたしを抱きしめた。


「……っ」

一松「いいよ。ゆっくりでいいから、言って」


優しい声色だった。

その声を聞いた瞬間、熱いものが胸の奥からこみあげてきた。

それと同時に、涙がぼろぼろとあふれてきた。


「うっ…ぐす…一松くん……わたし…っ」


わたしは、意を決して、一松くんを抱きしめ返した。





「わたし……っ、一松くんのこと、好き……っ」





一松「…………はっ?」


一松くんは、びくっと肩を震わせた。


一松「え?……は?……な、なにそれ、冗談?」

「冗談じゃないよ……っ、好きだよお…」

一松「ちょっと、まって。ほんとに?」

「ほんとに……」

一松「俺のことからかってる?」

「そんなわけないでしょ……! 人がせっかく勇気を振り絞って言ったのに……ひどいよっ」


その瞬間、一松くんは、ますます強い力でわたしを抱きすくめた。


一松「……俺、さくらのこと好きすぎてどうしようもなくてストーカーまでしちゃうようなクズでゴミな奴だよ…?」

「それでもいいの……っ」

一松「もし、さくらが俺から離れていきそうになったら、雁字搦めにして監禁しちゃうかもよ…」

「うん、いいよ…」

一松「……さくらが思ってる以上に、やばいこととか考えてるし……頭の中も胸の中もぐちゃぐちゃでドロドロだよ…?」

「それも、ぜんぶ、受け入れる…」


わたしがそう答えた次の瞬間、

一松くんは、わたしの唇に噛み付くようにキスをした。


「ん……っ、んッ」

一松「……だめ。我慢できない」


一松くんの手が、わたしの服を些か乱暴に脱がしていく。

そして、わたしを丸裸にすると、全身に激しいキスを降らせた。


「んんんッ…! 一松、くん…ッッ」

一松「……ごめん、もう無理。挿れたい…」

「えっ……も、もうっ?」

一松「だって、さくらが可愛すぎて……爆発しそう」





/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp