• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君がため

第20章 離れられない《一松END》




わたしに身体をあずけて肩で息をする一松くんが可愛くて、その髪の毛を撫でる。


どうしよう。

わたし……

今……

この人のことが、どうしようもなく愛しい。


「一松くん……」

一松「ごめん、さくら……」


ぽつり、一松くんが呟く。

その謝罪は、何に対する謝罪なのか、よくわからなかった。

しかし、それを問うよりも先に、一松くんの唇が、わたしの唇を塞いだ。


「んんっ……」


甘いキスだった。

とろけてしまいそうな、甘くて深いキスに、わたしは、身を委ねた。


このまま、朝が来なければいいのに、と思った。



/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp