第18章 好きって言って【カラ松、一松】

カラ松「ん、ちゃんと言えたな。わかった、挿れてやる」

「あっ……あ、ううッ…ん」


バイブを引き抜かれる瞬間、バイブの亀頭に見立てた先端がごりっとイイところを刺激して、思わず軽くイッてしまった。


カラ松「…もしかして、今、軽くイッた？」

「う…うん……ごっ、ごめんなさ…い」

カラ松「いいよ。今から、もっとちゃんとイかせるから」


そう言うと、カラ松くんは、着ていたつなぎを脱いで、下着の中からすっかり硬くなった自身を取り出した。

そして、それで、わたしのナカを一気に貫いた。


「ひッ……う！ も、もっと優しく…して……っ？」

カラ松「言っただろ？ 今日は優しくできない、って」

「まっ、まって……そこっ、ああんッ」


カラ松くんは、腰をふって、わたしのイイところをずちゃずちゃと突いた。

どうしよう…

気持ちよすぎておかしくなりそう…


「んんッ……あ、ふぁあ…ッ」

カラ松「キス、していいか？」

「うんっ……してっ、キス、して」


カラ松くんは、律動を続けながら、わたしの唇を奪った。

舌を絡ませ合って、食べるように吸う。


カラ松「…さくら、ずいぶん積極的だな」

「あっ…う、あん……カラま……っ」


名前を呼びかけた口を、ふたたびキスで塞がれる。

キス……気持ちいい。

とろけちゃいそうだ。


カラ松「さくら…っ、そろそろいい？」

「うんっ……いいよ」


それを合図とするかのように、律動が速く激しくなる。

カラ松くんが動くたび、結合部分から、うるさいほどの水の音がした。

その音は、わたしの脳髄をますます麻痺させていく。


じりじりと絶頂が近づいてくる。


「いっ……カラ松くっ……！わっ、わたしも…わたしもイきそう…！」

カラ松「いいよ、一緒にイこう。さくら…っ」

「あっ…カラ松くんっ……カラ松くんっ……あああッ」


頭の中が漂白されて、わたしは、カラ松くんを思いきり締め付けてイった。

それと同時に、カラ松くんも、わたしのナカに白濁を吐き出した。


「ふ……あ……ああ…っ、カラ松くん…」

カラ松「はあ…は…あ……さくら……」


カラ松くんは、色っぽい瞳でわたしを見つめた。

どちらからともなく唇を重ねて、再び深いキスをする。