• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君がため

第14章 好き、嫌い【チョロ松】




Sideチョロ松


昼過ぎ。居間におりていくと、畳みの上でさくらちゃんが眠っていた。


起こさないように足音を忍ばせて、そっと近づく。

そして、その傍らに腰をおろして、さくらちゃんの寝顔を見つめる。


すーすーという規則正しい寝息。
どんな夢を見ているのか、さくらちゃんは、少し幸せそうに微笑んでいる。


そういえば、昨日、おそ松兄さんとさくらちゃんは、ふたりでデートに行くと言って出かけて、そのまま朝方まで帰ってこなかった。

どこで何をしていたのかは、僕にはよくわからないけど、きっと、昨日の夜はあまり寝かせてもらえなかったのだろう。


チョロ松「風邪ひいちゃう……」


できれば二階に布団を敷いて寝かせてあげたいけど、起こしたら可哀想だ。

僕は、自分が着ていた緑色のパーカーを脱いで、さくらちゃんの上にかけてあげた。

僕はいつもパーカーの下にワイシャツを着ているから、パーカーを脱いだって大丈夫。そんなに寒くない。


「う……ん」


さくらちゃんは、ごろんと寝返りをうって、僕のパーカーをぎゅっと握りしめた。


ごくり、と思わず息をのむ。

僕のパーカーをにぎりしめて幸せそうに眠るさくらちゃんが、

とても可愛く思えた。


チョロ松「はあ、やば……」


不覚にも質量を増したソレを見下ろして、溜め息をつく。


最近、他の兄弟にさくらちゃんを取られっぱなしでご無沙汰だったから、いつもよりムラムラがひどい。

欲求不満なのかな、僕。


幸い、今、家には僕とさくらちゃんしかいない。

誰かが帰ってきたらアウトだけど、でも、するしかない。


僕は、ズボンのチャックをはずして、ごそごそと下着の中からそれを引き出した。

ふるりと震えるそれを手に取り、ゆっくりと上下に扱く。


チョロ松「う……さくらちゃん……」


眠っているさくらちゃんを見下ろしながら、手を動かす。

エロ本を使ってするのとは比べ物にならないくらい、気持ちいい。


チョロ松「さくらちゃん……」


名前を呼びながら、モノを扱いている手と逆の手を、さくらちゃんに向かってのばす。

そっと頬に触れると、その柔らかさに、息がとまりそうになった。



/ 464ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp