第2章 星雲学園吹奏楽部!?
すると、校長の話だったはずが女子生徒たちの歓声にかわっていた。
「きたよ!!」
ステージをみるとスポットライトで輝く楽器が目に入った。
やばい、ドキドキが止まらない!!
黒髪の男の人が指揮をふると華々しい音楽が流れ始めた。
私は完全に魅入っていた。
「すごい・・・」
思わず口に出していた。
曲が終わると指揮をふっていた男の人が振り返ってお辞儀をした。
その瞬間歓声が響いた。
黒髪の男の人はマイクをとると低い声で
「星雲学園吹奏楽部の部長の野見山涼太(ノミヤマ リョウタ)です。」と話した。
すると横から金髪のテンションが高そうな人が入ってきて
「同じく!!星雲学園吹奏楽部の副部長の神崎竜樹(カンザキ タツキ)でーす☆」
隣の女子が悲鳴かなにかわからない声を出して倒れた。
先生たちがあわてて保健室に連れて行く。
副部長はそのまま話を続ける。
「我々星雲学園吹奏楽部は部員大歓迎です!!!でも!吹奏楽を楽しみたい人だけです!
ご存知の人もいるかもしれませんがそのためのオーディションがあります!
受けたい方は明日の放課後第一音楽室に!!」
よし!ぜったい行こう!!
まあ、落ちてもそばで聴くだけでもいいけd・・・
「あ!!あとオーディション落ちた方は部員の近くには接近禁止ですのでごりょーしょーください!!!」
なにいいいいいいいいい!
まじかよおおおおおおお!!!!
やばい、どうしよう・・・