第2章 星雲学園吹奏楽部!?
入学式・・・
(校長の話が長すぎる!!!)
そう思いながら睡魔と戦っていると横からトントンと肩を叩かれた。
そっちに視線をむけると未来がニヤニヤしながら
「琴音は部活なんにするかきめた?」
と聞いてきた。
「未来は?」
「私は陸上の特待だから・・・」
と残念そうな顔をした。
「私は吹奏楽部に入ろうと思っ・・・」
ここまで言うと未来がうれしそうな顔をして
「ほんとっ!?」といったのをききながら表情がよく変わる人だなあとどーでもいいことを考えていた。
「でも吹奏楽部ってオーディションあるってよ?」
その言葉で我にかえりあわてて
「星雲学園は強豪校だからオーディションくらいは覚悟できてるよ!」
というと未来が驚いた顔をした。
「あんたって本当真面目だねww
吹奏楽部の入部オーディションはイケメン目的かをみるためだよ?ww」
「え??」
頭にクエスチョンマークが浮かぶ。
ドーイウコト???
「え!?あんたまさか知らないの!?
星雲学園吹奏楽部はイケメンぞろいのちょー花形なのよ!?」
今まで演奏会に何度も行ったことあるけどたしかに女性客が多かったし、部員も男ばっかりだったような・・・
うそだ!!もしかしたら吹奏楽部に入れないかもしれないってこと!?
そしたら何のためにここにきたのか・・・!!
「どうしよう・・・(泣)」