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巨人と戦う世界で。

第7章 「家族」





私がリヴァイとの子を妊娠したことは
すぐに兵士の中で広まった。




「まじで?兵長と副兵長が?」

「今は長期休暇をとっているらしいぞ」

「最強同士がくっつくなんてな」

「子供も最強になるぞ」

「人類最強どころか世界最強になるな」









妊娠が分かった後、
私はリヴァイからある物をプレゼントされた。



リ「ちょっと後ろ向け」

『ん、何ー?』

リ「いいから」




リヴァイは私にネックレスを付けた。





『え、これ…』





赤いルビーのような石がキラリと光る。

それには見覚えがあって……





リ「お前のブレスレットに付いていた石だ」






まさかブレスレットの一部が
戻ってくるなんて思いもしなかった。






『綺麗…』


「そのネックレスは町の職人に作らせた。……その石、職人でも見たことが無い石だったそうだ」


『この石は私のいた世界にしか無いのよ』


リ「この世界に1つしか無いネックレスだな」





確かに。
この世界に、1つだけ………。





『大切にするね!』






リヴァイは優しい。


最初出会った時は最悪な奴だと思ってたけど
まさか私の夫になるなんてね。


未来は誰にも分からない。





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