第9章 一押し二金三男 \❤︎/
「あっ、ぁ、あっ、だめぇっあっぁ、っ」
攻め続ければ攻め続けるほど、凛の中はうねって高杉をも攻め立てる。
絶頂が近いのか、凛は涙を流しながら必死に与えられる快感に耐えていた。
「あっん、ひゃぁっ…きもちいのっ…きちゃうっ…!」
「……」
「やだぁっ…ああっ、あぁんっ」
「…ッ……」
「だめっ!…あっ、あっ、やだっイっちゃ、う、ああっ…!」
意識が飛びそうなほどの快感に、凛は必死に高杉にしがみついてぎゅっと抱き締めながら絶頂に達した。
「…あっ…ぁあ、」
「くっ……」
しばらく腰を打ち付けると、高杉も締め付けに耐えきれずにそのまま凛の中に白濁を吐き出した。
「 はぁっ…ぁんっ…」
中に出すとまた凛の中がきゅんと締まって、高杉は顔をしかめながら自身を引き抜いた。
「…はぁ、はぁ……」
「…凛、」
「…晋助様っ…」
またぎゅっと引き寄せて抱き締める。
この抱き締めた感触と肌で感じるぬくもりがとても心地いい。
「…凛」
「ん、なんですか?」
凛が高杉から手を離すと、高杉は凛の隣に寝転がって言った。
「…これからはその格好で外出んのはナシだ。俺がいるときだけにしろ」
「えっどうしてですか?」
「…変な虫がつく」
「……?」
「町を歩いてる時だ。男共が汚ねえ目でテメェを見てやがったからなァ」
凛はただきょとんとした目で高杉を見つめた。