第8章 あわよくば \❤︎/
「あぁっ…あっ、あんっ」
指を深く挿れられてナカを擦られ、あまりの気持ち良さに凛は身をよじらせた。
この快感に膝立ちすらできなくなって、高杉の肩に掴まると高杉は凛の首筋や鎖骨に唇を寄せた。
そして手を休めることなく残った片手はピンと主張する頂をキツく摘んだ。
「やぁっ…あっ、あっ、あっ……」
久しぶりの凄まじい快感に、膝がガクガクして凛は高杉にしがみついた。
高杉に身を寄せるといきなり唇を奪われて口内を犯され、今にも絶頂に達しそうだ。
「んっ、やぁっ……晋助様ぁっ、ぁあっ…!」
唇を離すと同時に一番気持ちいいところを攻められて、イきそうになった途端、高杉は指の動きを止めて一旦指を引き抜いた。
「…まだイかせねえよ…」
「…やだっ……」
絶頂の手前で指を引き抜かれ、体がもどかしくてたまらない。
イかせてほしくて、本能的に高杉の首筋に抱きつき身を寄せると、高杉は凛の耳元に唇を近付け言った。
「イきてえなら自分で来い。凛の好きなようにやらせてやらァ」
高杉は床に寝転び肩肘をつくと、片手で凛を誘った。
だが凛は戸惑いの色を見せて、その姿はどこか迷いさえ見受けられる。
「イきてえんだろ?なら自分で挿れて自分で動け」
「そっ、そんなのできません…!」
すると先程以上に凛はバッと顔を赤らめて、高杉の手を離した。それに高杉は何の反論もせずに付け加える。
「いつも俺がやると思ったら大間違いだ。気持ちよくなりたきゃ今日はテメェが動くんだな」
「そんなっ…」