第8章 あわよくば \❤︎/
やっと高杉に触れてもらえると思って、ただ着物を脱ぎ捨てる。
好きな人に見られながら自分で服を脱ぐことがこんなにも恥ずかしいことだと初めて思い知った。
「…晋助様、」
「なんだ?」
着物を脱げば高杉に触れてもらえると思っていたのに、高杉は余裕の笑みを浮かべたまま何もしてこない。
「晋助さ、まっ…」
「なんだァ?弄ってほしいならテメェから言え。弄ってくださいってな」
ここへ来てもさらに高杉は凛の羞恥を煽って、凛は既に涙目だ。真っ赤な顔でふるふると震えている。
逃げ出したいほど恥ずかしい。
だが、
「言えたら気持ちよくしてやらァ」
もうカラダは我慢の限界だ。
今すぐ高杉に触れてほしいと疼いている。
早く、触れてほしい。
早く、気持ちよくなりたい。
「…お願いします晋助様っ……弄って、くだ、さいっ……」
今にも羞恥で爆発してしまいそうなほど真っ赤になって涙目で言う凛に、高杉は実に楽しそうだ。凛の白い肌に噛み付いて、紅い花を残すと言った。
「脱いで俺の前で膝立ちしろ」
もう言われた通りにするしかない。
凛はそろそろと下着を脱ぎ捨てると、言われた通りまだあぐらをかいて座っている高杉の前で膝立ちをした。
「…どうしてほしい?」
「…ここっ……晋助様にっ…いっぱい気持ちよくしてほしいです……っ」
すると高杉は返事代わりに凛に手を伸ばすと、いきなり凛のナカに指を入れて荒くナカをかき回した。
「あっ、あぁっ、やぁっ、」
ずっと待ち続けたこの感覚に、膝がガクガクして頭がおかしくなりそうになる。
バラバラに指を動かされて蜜が脚を伝った。