第30章 【最終章】夢か現か \❤︎/
「…もうっ…晋助様のばかっ……」
「あァ?」
「…そんなこと言われたらっ…抑えられなくなっちゃ、う…っ」
目を潤ませながら真っ赤な顔でそう言う凛に、高杉は口元を緩ませて頭に手を置いた。
「…凛、好きだ」
「…わたしも好きですっ…」
頭をなでて、そしてまだ少し恥ずかしそうに顔と身体を隠す凛の上に覆いかぶさった。
「…続き、していいか?」
「…はいっ」
ひとつキスを落として凛の脚を開かせると、切なく潤う蜜壷にぐっと押し入れた。
「っ!!」
また、挿入された途端にイきそうになって凛は歯を食いしばった。
「…ッ」
「っっ……!!!」
いきなり奥深くまで貫かれて、凛は声にならない悲鳴をあげた。
「あっぁあ…っ、!ん、ぁあっ…!」
激しく腰を動かされて、気持ちいいところを執拗に攻められて先程とは比べものにならないほど気持ちいい。
どうしてだろうか。
「ごめんなさいっ…わたし、今日変なんで、す…っぁああ…!晋助様が欲しくて…たまらないの…ごめん、なさいっ……っ!」
「いいぜ…ッすげーエロい」
「あっぁん!…ぁああ…いやぁっ……!」
高杉の言葉で気持ちが軽くなってからさらに感じてしまって、まだちょっぴり恥ずかしい気持ちを持ちつつも自分をさらけ出せば心も体もたまらなく気持ちいい。
こんな自分でも受け入れてくれることが嬉しくて、凛は下からぎゅっと高杉に抱きついた。
「ぁっ…!ぁっあん、あっ……しんすけ、さまぁっ…すきっ…だいすきぃっ……」
「ッ…ぁ、俺もだ…ッ」