第4章 コトバの紡ぎ方
「あの…変なことを言ってしまって申し訳ありません」
「…ったくあの野郎」
「…でもっ、これはわたしの本心です!だから、」
「何で謝ってんだ。謝るこたァねえだろ」
「…わたしだけいきがっていたらと恥ずかしくて…」
「…毎晩あんだけ愛してやってんのにまだ分かんねえか?」
高杉はそう言ってニヤリと笑うと、凛を膝の上に乗せたまま深く口付けて片手で着物の帯を解き始めた。
「んっ…んん…」
長い口付けから解放されると、帯はもう解かれていて肩が露になっていた。そしてそこに吸い付き歯を立てると、赤く痕が付いた凛の体を押し倒した。
「…晋助様っ…」
「夜になってからと言ったが気が変わった。今からたっぷり愛してやる」
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