第24章 真っ赤 \‪❤︎‬/

｢キスされるなんて思いませんでしたか？｣


｢…ああ｣



確かに、キスされるとは思っていなかった。
だが、



｢…違えな｣


｢…え？｣


｢こうすんだよ｣



すると高杉は強引に凛の頭を掴んでおもむろに口付けた。
そして驚く凛の歯を割って舌を差し込むと口内を犯す。


｢…んっ！……んぅ……っ！｣


凛が好きなように、頭を掴んで息する暇さえ与えない激しいキス。

涙を浮かべて苦しそうな凛とやっと唇を離すと、銀糸が繋いで今にもとろけてしまいそうだ。


｢…クク｣


｢…はぁっ……はぁ…」




高杉は赤く染まった自分の唇を手の甲で拭うと、ニヤリと笑った。



｢…分かったか？｣


｢…っ…｣


目に涙を溜めた凛の首筋に噛み付いて、赤い痕を残すとビクビクと震える凛の耳を舐めながら襟元を強く引っ張った。
すると大きく胸元があいて鎖骨が見えて、さらにそこにも赤い痕を残す。

素直に従う凛の帯を解いて赤い着物をはだけさせると、また首筋に吸いつきながら片手でブラのホックをはずした。



｢…シてほしいだろ？｣


｢…欲しくなんかっ…｣


｢なら、もう何もしてやれねえな｣


｢…っ…｣



そっぽを向く凛を強引に引き寄せて、あらわになった胸の頂を口に含む。
吸いつきながら一緒に舌で転がすとさらに凛の体が震えた。

そして下に手を伸ばして潤い始めたそこに直接手を這わせるとそこは難なく高杉の指を受け入れた。



｢あっ……いやっ……｣



いやいやと首を振る凛を無視してそのまま下着を脱がせると、指を2本入れて中を荒く掻き回した。