第24章 真っ赤 \❤︎/
「やだっ……だめぇ……っ」
手を口元に当てて必死に声を押し殺す凛を見ているとさらに啼かせたい衝動が強くなって、高杉は敏感なところを何度も指で擦り付けた。
「んんっ……、んっ……!」
「気持ちよくねえか?」
「気持ちよくなんか…っ」
「なら、気持ちいいって言わせてやるよ」
高杉はさらに一番敏感な蕾を親指で押し潰しながら撫で回した。
すると耐えられなかったのか、凛は思わず体を仰け反らせて甲高い声をあげた。
「あっ……!」
そのまま親指で撫でながらゆるゆると中で指を動かす。
中指を曲げて凛の好きなところを刺激すると、凛は両手で顔を抑えた。
「あっ…!だめっ……だめぇ……っ!」
イきそうなのだろう。
高杉は奥まで指を押し込んで絶頂の直前を感じ取ると一旦指を引き抜いた。
「……っ?」
「…ダメなんだろ?」
「……っ」
意地悪く笑う高杉を精一杯睨むと、さらに高杉は楽しそうに笑う。
悔しくて、でもそこまで来ていた絶頂をお預けにされて体が切なく疼いてたまらなくて目には大粒の涙が溜まった。
悔しいけれど、今目の前で意地悪く笑う人が欲しい。
快感が欲しくて、凛は涙目で訴えた。
「…なんだ?その顔は」
「……っ」
「欲しいなら正直に欲しいって言えよ」
気付けばいつも高杉の手の上で踊らされてばかりだ。
悔しいけれど、この人になら、
「…晋助様が……欲しい…っ…」
「聞こえねえな」
「…晋助様がっ……欲しいですっ……!」
「…クク、上出来だ」
その途端、強引に脚を開かされて一気に挿入された。
待ちに待ったこの感覚に凛は涙を流しながら身をよじらせた。