第21章 冷血硬派♡高杉くん \❤︎/
「あっ!あっぁ…ああっ……!」
腰を動かされるたびに快感が襲ってきて気持ちよくてたまらない。
どんどんと頭も体も甘く痺れてきて、まるで全てを高杉に支配されているかのようだ。
「やっ…ぁあ!あぁんっ……!」
「ッ……」
高杉の腰に合わせて凛の腰も動いて、互いを誘う。
軋むソファーの音と淫らに響く水音、そして素肌がぶつかる音がさらに気持ちを昂らせた。
「あっ…!…ん、晋助様っ……キス、してっ……」
凛に言われた通り唇を重ねて舌を差し込む。
すると凛もそれに応えるように舌を絡めて、互いの唾液が混ざり合う。
「んん、んっ……!」
こんなにも違う。
あの男にキスされた時はただ嫌で不快感しかなかったのに、今目の前にいる愛しい人とするキスはこんなにも気持ちよくて心も体も満たされる。そして何度体に触れられても恥ずかしいくらい敏感に反応して、いつも切なく疼いてしまう。
唇を重ねるたび、体を求めるたびさらに愛しさが込み上げてどんどんと引き込まれていってしまうのだ。
「んっ……、晋助様、好きっ…大好きですっ……!」
「テメェは俺のもんだ、誰にも渡さねェ……ッ」
もっとこの女を自分のものにしたい欲が強くなって高杉はさらに強く腰を打ち付ける。
不覚だが、今回の出来事で改めて自分がここまで凛に溺れていることを知った。
「あっ…ぁあああっ……!やっ、ダメッ……!」
「…イけ…ッ」
「あっぁ、ああっ!ぁあああっ……!!!」
最奥に強く打ち付けると、凛は高杉をきゅうっと締め付けて達した。
高杉もそれに誘われるようにそのまま絶頂すると、まだヒクつくそこから自身を引き抜いた。