第16章 運動しましょう♡ \❤︎/
「…柔らけぇ」
思ったよりも腹に脂肪はなく、高杉は凛の腹の肉をむにむにとつまんだり押してみたり。
多少以前よりもむちっとした程度だろうか。
「いいじゃねえか。抱き心地よくなったぜ」
「…晋助様は太っている方がいいですか?」
「そんなことはねぇ。だが凛ならなんでもいい」
「…あともう少しだけ、頑張って痩せますね」
そう言ってさりげなく高杉の腹部に触れてみると、いつも見ている通り無駄な脂肪なんてものは一切なく、そこは見事に鍛え上げられた筋肉のみだということが分かる。
優しく押してみても自分のようにぷにぷにとした感触なんて、もちろん一切ない。
「…晋助様の腹筋すごいです。…かたい」
心酔してやまない男の人の体にドキドキしていると、不意に唇を塞がれてそれと同時に腹部にあった手がだんだんと上へ移動していった。
「んっ…」
ブラの上からやんわりと胸を揉まれて、体が熱を持ち始めるのを感じた。
「こっちもデカくなったんじゃねえか?」
「…だったら嬉しいです」
ブラをたくし上げてぷっくりとした胸の頂を口に含む。
ずっと触れられていたせいか、そこは既に固く尖ってしまっていて、舌で転がされるたびにまた主張が強くなってしまう。
軽く歯で噛まれると凛はさらに体をビクッと震わせた。
その快感も束の間、気付けば手は一番感じるそこに触れていて、脚を掴まれたと思えばそのまま下着を引き抜かれた。
まだ纏ったままだった着物をするりと脱がし、さらにはブラのホックもはずされ、体を覆うものは何もなくなって凛は手で体を覆った。
「…やだっ…見ないでくださいっ」
「…もう我慢できねェよ」