第3章 酒と色欲 \❤︎/
「なんで、晋助様ぁっ…」
「イきたかったか?」
余裕の笑みを浮かべる高杉に、目に溜まった涙が零れ落ちた。
体がビクビクして、陰部は愛液が溢れる。
すぐそこだった絶頂をお預けにされ、体が切なくてたまらない。
早くイかせてほしくて、凛は涙を流しながら目で訴えた。
「イきてえなら言ってみろ。もっとイイもんくれてやるぜ?」
「そんなっ…」
早くイきたい。
早く晋助様でイきたい。
もうそのことしか考えられなくて、凛は頬を紅潮させ一生懸命に訴えた。
「お願いします….晋助様で、イかせてくだ、さいっ……」
「…良い子だ」
高杉は薄く笑いながら凛の頭を撫でると、既に大きくなった自身を取り出した。
そのまま愛液が溢れるソコにねじ込めば、あまりの質量と快感にまた凛は甲高い声を上げた。
「あっぁ!あんっ…んんっ!」
「ハッ…キツいなっ…」
耳元で聞こえる高杉の色っぽい声に、さらに体が熱くなる。
全身がたまらなく気持ちよくて、愛しくて、凛は高杉の背中に手をまわした。
何度も何度も繰り返される快楽の波に頭も体もおかしくなりそうになる。けれどそんなことはもうどうでもいいくらい堕ちてしまっている。
「やぁっ…晋助さまぁっ…ああんっ」
「…イきそうか…ッ」
自身をきゅっと締め付けて離そうとしない凛に、こちらもどうにかなりそうだ。
互いの欲望をぶつけ合うだけの行為が、なぜこんなにも気持ちがいいのだろう。