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【HQ】ストロベリーシンドローム

第11章 「 さんかく 」 影山飛雄*月島蛍


その日、手をつなぐわけでも、友だち以上の距離になることもなく
いつも通りの距離感で、並んで帰った。

「ツッキー。」
「なに?」
「今日、飛雄に会いに行くね。」
「わかった。」

私がそう言うと、ツッキーは納得したようにそう言った。

飛雄の家に行くのは、「好きな人ができた」と飛雄に報告されて以来だ。
緊張する。

私はツッキーと付き合うことになった報告をしに行く。
ひとつのケジメ。
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