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【HQ】ストロベリーシンドローム

第9章 「 ひみつのノート 」 及川徹


「どうしたの?汗だくじゃん!」
「えっと、走ってきて。」
「走ったの!!」

及川くんは、そう言うと笑った。
そうだ、この人はこうやって私に笑顔を向けてくれていた。

「あの、えっと、及川くんに聞きたいことがあって。」
「何?」


「こ、この手紙。」


私が手紙を差し出すと、及川くんは目を見開き、照れたように笑った。


「あはは~。気づいてくれたんだ。」
「…やっぱり、そうなんだ。」
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