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進撃のにゃんこ

第1章 いざ!調査兵団へ!



「ほら、アルミン。泣いてんじゃねぇよ」
「な、泣いてなんかっ………」
「ライラは泣いてない。偉い」
「へへ……」

エレンがグズグズと泣いてるアルミンのほっぺたをむぎゅっと引っ張る。
それ、余計泣いちゃわないかなぁ?w

一方私はミカサの腕の中。
ミカサと私はかなり身長差があるがあるから、すっぽりうまってしまう。

ミカサの腕の中ってすごく安心する。
お母さんにぎゅうってされてるみたい……

そうやっていると……

「あれ?この子達が今年の調査兵団志願者??相変わらず少ないねぇ〜w」

声がする方を見てみると、

髪の毛ボサボサの眼鏡をかけた女の人が立っていた。

「っていうかエルヴィン!演説聞いてたんだけどさ必要以上に脅し過ぎ!」

わわ、エルヴィン団長に絡んでる!
ということは、偉い人なのかな?

じぃっと見つめていると目があう。
あった瞬間、その女の人の顔がキラッと輝いた。

「え、かーわーいー!!!!待って調査兵団にこんな可愛い子入れていいのぉー!私は大歓迎だけどぉー!」
「ひゃぁあ!?」

ドドドドと音がしそうな勢いで走ってきて怖かったから、ミカサの後ろに隠れる。

「あん、なんで隠れるの!」
「……………誰ですか」


ミカサが両手を広げて守ってくれてる。
ほんとに誰!この人!

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