第2章 うにゃっ!?
ミ「あとライラはもう起きている」
ア「起きちゃってるの!?」
ミ「私が侵入した時に気づかれた」
ジ「しかもミカサのせいかよ!!」
「それに!猫耳ももうないんだからね!!」
ミカサの後ろからバンっと出る。
治るのに2日もかかるのかと落ち込んでいたけど、朝起きたら治ってて私のテンションは高い。
バサバサバサっと物が落ちる音がした。
ク「なんで!?どうして!?ライラにメイド服を着せようとはるばる街に行ったのにっ…………」
ア「僕だって、ひと針ひと針思いを込めてこんなフリフリなドレスを作ったと言うのに………!!」
ジ「俺はむしろ生まれた時の姿で十分………!」
「みんなこんな事に時間かけ過ぎだよ!?そしてジャン、最低だね!?」
昨日の今日でこんなに洋服を揃えたアルミンたちに驚くとともにちょっと嬉しくなる。
私のために……………
シュンってなってる皆に向き直る。
「しょ、しょうがないから、今日だけその服着てあげるっ!」
全員「っ!?」(キラッ)
「だって、せっかく用意してくれたのに、着ないなんてもったいないでしょう?」
「~~~~~!!ライラ大好きー!!」
「わわっ!」
クリスタが勢いよく抱きついてくる。
こんなに喜んでくれるなんて、大げさだなぁ……
「じゃあ、私のメイド服から!」
「いや、僕のドレスからだよ!」
「俺の要望は、「却下」………………」
「わかった!わかったから順番!」
ちょっとだけ、薬飲んで良かったなって思った♪
-END-