第6章 俺様との再開!
スズナは、音楽を聞くとその曲のリズムに合わせて体を動かす。
つまりリズムが早ければ動きも速くなり、逆に遅ければ落ち着いて技術の高い技をうつことができる。
だけど、これにはスズナ自身にとても負担がかかる。
まあ、早く終わると思うけど…
そんなことを考えているうちに曲のリズムが早くなったのか、スズナ自身のスピードも速くなっていた。
「これなら10分もかからないかもな…」
にしても、スズナは本当に短気だよな。
そうですよね、
“ ”先輩。
あんたがいないとさ、止めるの大変なんだけど。
だからさ、どうして…
あいつを残していっちゃったんですか?