第6章 俺様との再開!
~ side スズナ ~
「……ここは?」
「スズナ!?」
「リョー兄…?」
目が覚めると私は自分の部屋で寝ていた。
確か、景吾とテニスをしてたんじゃ…
「どうして私…」
「お前、あのあと試合に勝ったけど倒れたんだ」
「そうなんだ…」
先輩たちに迷惑かけちゃったかな…
「……先輩らは迷惑だなんて思わないけど?むしろ、ものすごく心配しててみてて面白かったし」
「へ!?」
「……スズナの考えてることなんて分かる。だってどれだけ一緒にいると思うんだ?」
「そうだね」
「とにかく、今日はゆっくり休んでよ?」
「は~い」