第6章 俺様との再開!
そして、そのまま怖くて黙っていると…
「何も言わねーってことは、マネージャーは嘘ってことだな」
「ち、違っ…!」
一生懸命やってきたマネージャーのことも否定され、反論したが目の前にいる人はとても冷たい目をしていた。
「違わねーだろ。お前みたいに嘘ついてくるやつなんてたくさんいんだよ」
「わ、わた…し…は…嘘なんか…」
今までにないくらいに冷たくされ涙が出てきた。
すると、
「アーン?お前ら何してんだ?」
「!?」
この声って…
「跡部、実は…」
「ん?おい、そこの女!邪魔だ、どっか行け」
「!?」
突然現れて、そんなことを言う人。
もう、帰ろう…
私、本当に嫌われてるんだ…
知っている人にも冷たくされ、涙が止まらなかった。
そして、私のことを邪魔だといったその人の方を向く。
すると、
「なっ、お前は…!?」
「ご、ごめん…な…さい…」
そう言って走ってその人の後ろにある入り口に向かう。
「っ、待てっ!」
「きゃ!」
通りすぎようとすると、腕をつかまれた。