第13章 お泊り2日目、土曜日の夜
リビング到着
『マサ兄さん呼んできたよ』
マサ「ありがとう・・・皆顔赤いけど大丈夫?」
キセキ「・・・大丈夫です」
マサ「そう、じゃあ食べようか。いただきます」
全員「いただきます」
大きいお皿には鮭・唐揚げ・ギョーザ・パスタ・もやしが乗っていて、自分達のお皿にはお箸・スプーン・フォークが置いている
(もやし食べたい)
ぱくっ
『美味しい』ボソッ幸
口に入れたもやしはしゃきしゃきしていてとっても美味しかった
(さすがにもやしだけじゃなぁ)
パスタをお皿に入れ、食べた
『これも美味しい』ボソッ
黙々とバランスよく食べ(多分バランスを考えたつもり)時計を見る。
(食べるの遅いなぁ)
食べ初めて53分。食べた量は周りと比べて遥かに少ないのに食べる時間が長い
『ごちそう様』
紫原「あれちんもう食べないの~?」
『はい、もうお腹一杯なので』
黄瀬「それで、いけるんっスか?」
『いけますよ?これ以上食べたら、きっと倒れます』
マサト「じゃあ、俺達もう倒れてるの?」
『倒れないと思うよ。今、倒れてないから』
マサト「そういう問題?」
『うん』
黄瀬「っちどうしたんスか?」
『えっ?何がですか?』
黄瀬「目がトロ~ンとしてるっス」
『眠いので』
黄瀬「腕の中で寝るっスか?」ニヤッ
『嫌です。枕替わると寝れないので』
黄瀬以外中2男子「そういう問題!?」
『そうですよ。無理なもんは無理です』断言
マサト(天然なのか馬鹿なのか・・・)