第8章 8年前
病院にはお花畑があった。1番お気に入りだった場所
そこで、あの人と出会った
?「キミ、新しく入院してきた子かな?」
『だれ?』
「私は紅月 。15歳高校1年生だよ」
『こうづき?さん』
「名前でいいよ。それよりお名前教えて欲しいな」
『 5歳幼稚園の年長さん!』
「同じ名前だね。じゃあこれからは“ちゃん”って呼ぶね」
『うん。お姉ちゃん!』
「ねえねえ、あれってお兄ちゃん達?」
『うん!マサお兄ちゃんにマサシお兄ちゃん、マサキお兄ちゃん、マサヤお兄ちゃん。あとね、ふたごのマサトお兄ちゃんだよ!』
「お兄ちゃんいっぱい居るんだね♪」
?「お姉ちゃん」
『誰か来たよ?』
「レン」
レン「お姉ちゃんずっとここに居たの?」
『だぁれ?』
「私の弟のレンだよちゃんと同じ幼稚園の年長。レン、この子は ちゃんだよ。挨拶して」
レン「僕、紅月 レンだよ!よろしくねちゃん」
『よろしくね!』
こうして仲良くなったのが紅月さん達
兄達もこのあと自己紹介をして仲良くなった
「マサくん勉強大変そうだね」
マサ「算数が少し分からないんです」
「小6の算数か・・・懐かしいなぁ。よしっ教えてあげるね」
マサキ「あそびに行こうよ」
マサシ「付き添いで行ってあげる。庭に遊びに行こう」
マサヤ「そうする!」
レン「じゃあいこうよ」
『かくれんぼしたい!』
マサシ「庭から出たら、怒られるからね。分かった?」
『はーい』
この日はマサキ兄さん、マサヤ兄さん、マサト、レンくん私の5人でかくれんぼをしたんだ
マサ「あっ帰って来た。マサシありがとうね」
マサシ「前、漢字教えてくれたから。」
マサ「小3の漢字は出来るからね」
※マサ小6(11歳)・マサシ小3(8歳)・マサキ,マサヤ小1(6歳)・マサト,幼稚園児(5歳)
全員9月生まれ
紅月高1(15歳)12月生まれ
レン幼稚園児(6歳)7月生まれ
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