第22章 説教だよ?
赤司視点
そこにはうずくまって小刻みに震える彼女が居た
赤司「」
名前を呼んでも耳を塞いでるらしく何も返事しない
赤司「もう大丈夫」
俺はただ彼女を抱きしめた
『せぃ...くん』
彼女は顔を上げた
さっきまで泣いていたのか目が純血している
赤司「」
『怖かった......っ』
まだ雷は鳴り止まない
赤司「場所を変えよう」
『家来てください』
赤司「??」
『そのっ...風邪ひいたら大変です』
赤司「そうさせて貰うよ」
彼女の家に2人で向かった
視点
急に雷が鳴り出して怖かった
でも、征くんが電話してくれてそれにココまで駆けつけてくれて安心出来た
(このままだと征くんに迷惑かける)
『家来たください』
赤司「??」
(急に言ったら変だよね...でも、マネージャーとしても人としても征くんに体調を壊されたら困る)
『そのっ...風邪ひいたら大変です』
赤司「そうさせて貰うよ」
雷を気にしながら家へと向かった