第19章 帰宅
しばらくするとマサトが息を切らして来た
マサト「ハアハア・・・遅れてごめん・・・ハア」
『こっちこそごめんね?練習してたのに』
マサト「大丈夫。それにが1人で帰ったら俺が怒られるし」
(マサトには、いっつも心配かけてるなぁ)
マサト「?どうかした」
『あっううんなんでもないよ。じゃあ帰ろっか』
マサト「そうだな」
マサト「そういえば、用事があるから帰るって涼太から聞いたけど?」
『えっうん』
マサト「用事って何?」
『え~っとそれは・・・』
マサト「ないでしょ」
『うっ・・・』
マサト「まぁ夕食を作るんだとか思ってんの?」
『えっ!』
マサト「図星だな。もう1つは推測だけど、保健室で征と何かあったから?」
『その通り・・・です』
マサト「ははっって分かりやすいな」
『双子だからじゃない?』
マサト「そうかもな」
『何か話す?』
マサト「もう話してる」
『違うよ、他の話』
マサト「分かってるって」
『意地悪』
マサト「聞き慣れた」
『慣れるなっ』
マサト「何処か寄って帰る?」
『うん』