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過去も未来も現在も

第15章 チョコレート事件 パート.2


『それにしても、何でアルコール成分入ってたんだろう』
(確かめたときは何も書いてなかったけど・・・)
マサト「この袋って黒く塗ったら、何かに使えそうじゃね?」
『“黒く、塗る・・・?”・・・そうだ、それだ!』
マサト「ん?どうした?」
『多分この袋全部黒く塗ってたんだよ』
マサト「えっ?賞味期限の所は白いけど・・・」
『うん。元々白い袋で、賞味期限以外の所を黒くしたら』
マサト「そっか。黒い袋でも、賞味期限の所は白いって良くあるな(あれっあるよな・・・)」
『そういう事だよ。これって人間の心理学みたいだね』
マサト「心理学・・・あっマサシ兄さん!」
『マサシ兄さんが塗ったのかな?』
マサト「多分、マサ兄さん、マサキ兄さん、マサヤ兄さんの4人で一緒にやったんじゃないか?」
『絶対そうだよ。可能性高すぎるもん』
マサト「帰って来た時、聞いてみよう」
『うん。そうする』
マサト「今、暇だし・・・」
『台本でも、黙読しておく?』
マサト「うん」

・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・

マサト「暇、だな」
『確かに。暇』
マサト「何かする?」
『どうしよう・・・電話する』
マサト「誰に?」
『征くん達に』
マサト「何で?」
『携帯の連絡先聞いてないから、家から電話して、聞こっかなぁと思って』
マサト「そうだなぁ・・・ってどうやって家から電話すんの?連絡先知らないんじゃ・・・」
『マサト知ってるでしょ?』
マサト「知ってるけど・・・」
『協力して?』
マサト「・・・ゎかった」
『マサト、ありがとう!』ニコッ
マサト(何か強引だな・・・)
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