• テキストサイズ

【H×H】アルビノ【男主】

第2章 合流×襲撃





「まぁ昨日の今日で集まった連中なんで、大したことはないと思うけど」
「なんもいねぇよりはマシだろ?」



なぁ?と同意を求めるようにウボォーは周りを見ながら、ヒロの肩に腕を回す。



「ウボォー、重い」
「なんだぁ?ヒロ、お前また軽くなったかぁ?」
「ちょっ・・・降ろせってば!」



ひょいっとヒロを軽々持ち上げると、ウボォーは自分の肩に乗せた。
慌ててヒロは降りようとするが、元々の力の差もあり、抑えられている腕はビクともしなかった。



「ああ、確かに一ヶ月前より更に軽くなっていたな」
「へぇ・・・?」



意味深なクロロの言い方に、フェイタンがチラリとヒロを見る。
フェイタンだけでなくフィンクスやシャルナーク、はたまた一人外れの方に座っていたヒソカまでも興味ありげに反応していた。



「ちょっと、一体何を想像してんだお前ら。ていうかいい加減降ろせウボォー!」
「んじゃ行くかぁ?団長!」
「ああ、行くぞ」
「シカトすんな!」



クロロの合図に全員が立ち上がる。
ヒロの必死の抵抗も虚しく、結局ウボォーに担がれたまま襲撃地へ向かうのだった。



「久しぶりに楽しくなりそうだねぇ・・・」



そしてその一番後ろでヒソカは一人、楽しそうに前を行くヒロを見つめていた。





あとがき。
/ 13ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp