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【H×H】アルビノ【男主】
第3章 失念×懸念
「平気か?」
「平気。少し立ち眩みがしただけ」
「・・・ならいいが」
しまった、と反射的にクロロは思った。
特に調べもせずに開けた部屋は、マフィアの屋敷には似つかわしくない子供部屋。
前にも似たような光景を見たことがある。
それはまだヒロが蜘蛛と関わる前の話。
クロロと初めて出会った頃の話。
『ごめんなさい、大丈夫?』
『外って、どんな感じかなって』
『俺・・・どうすればいい・・・?』
それは、クロロのみが知る話。
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