• テキストサイズ

【H×H】アルビノ【男主】

第1章 プロローグ





その日は雨が降っていた。





何かと忙しなく過ぎていく毎日。
ヒロはいつものようにホテルの一室でシャワーを浴びたあと、仕事の依頼を確認するためパソコンと向かい合っていた。
ズラリと並ばれているメールのタイトルの中から、とある単語が含まれているメールを探す。


「『アルビノ』・・・」


この単語が含まれているメールは、ヒロのやっている情報屋に宛てた依頼メールだ。
更にヒロはそのメールの中から適当に選び、仕事の依頼を受ける。
要は気まぐれだ。


「あ、イルミからメール入ってる」


最近携帯のメールを無視していたからか、見知った人物からのメールがそこにはあった。


(わざわざ俺に依頼しなくても自分でそのくらい調べられるだろ・・・ていうか、このアドレスも教えてないハズなんだけど)


いろいろと思うところはあるが、今回もイルミのことは無視することに決めた。


/ 13ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp