第2章 合宿当日
「ねぇねぇ!皆でさ恋バナしない?」
「いいな!やろうぜ」
「まずは黒子!好きな人いないの?」
「僕‥ですか?特にはいませんけど」
至って普通の答えが帰ってきた
「じゃあ里奈ちゃんは?」
急にふられ里奈は戸惑った
「じゃあじゃあ好きなタイプは?」
「里奈ちゃんいじめないでね?」
「わかってるって」
「そうですね‥私を守ってくれる人‥ですかね?」
「守ってくれる人か!」
「それで少しおっちょこちょいで‥そんな姿をみると可愛いなって思います」
里奈がそういって笑った
すると木吉の大きい手で頭をなでられた
「加藤さんってなんか妹みたいだよな!」
木吉はそういいながら笑った
「木吉さんって本当手大きいですよね」
「バスケットボール片手で掴めるぜ」
木吉はそういいながらボールを手で掴んでみせた