第4章 攻愛 < 男性教師 どS メガネ 恋人>
____________________________が
「どうしたのですか····?西川さん··」
「····················································っ」
やっぱり無理。
少しHな情報を見ただけで、そんな··そんなコトが出来る訳無い。
·····む、無理·····。
私は何も出来ず零の少し緩んだベルトを見つめていた。
「······クスッ。」
ーーーーーーーだが、
「何笑ってるの?」
私は零を思いっきり抱き締めた。 「おや···、」
ギシィッ·····とベッドが軋む。
私はそのままの勢いで、強引に零に唇を合わせた。
こんなことが出来るのは、静かに堪忍袋の緒がキレていたから。
「んっ、···チュルル」私から舌を絡ませ、密着度の
高い、もっと粘着質な求めるリップ音が鳴る、
鳴る、鳴る。
「ン····「ハァ···チュバッ··」吐息量が多くなっていく。
そしてーーーーーー私は零の服のボタンを外した。
筋肉質な胸筋のラインが色っぽい。でも、そんな事
に見惚れている心が無かった。迷わず、躊躇無く
突起物を擦る。
「また変なモノでも見たんです·····?」
いつもと様子の違う私を見ても、余裕たっぷりの声
で、またクスリと聞こえた。その様子に、満足いか
なかった。
「零のせいでね」
「クスッ·····、可愛らしいですね···」
と、愛でるような瞳で私を視た。少し、馬鹿にしているのが分かった。私は、そのまま突起物を口と舌で吸う。
「ンッ·····」 それに感じたのか、零は艶っぽい表情をした。
負けず嫌いの私は嬉しかった。だけど、違う。
なにか薄っぺらい。
・・
「先生、乳首弱いんですね。」
睨むように、何も感情を写さないように私は零を見た。
「そうですね·····、··クスッ。」
見抜かれた。自分の弱みを握られたのに、余裕、そして鼻笑い。
ーーーーーー分かってるなら、言えよ。
どんな表情になっているのかが 自分でも
分からない顔を
隠しながら そう、思った。