第4章 攻愛 < 男性教師 どS メガネ 恋人>
「な···によコレ···ッッ!」
私は動揺を隠す事が出来なかった。そして手首を懸命に動かした
ぐっ、ぐっ
「無駄ですよ····クスッ··。 あなたの仕草やその顔··········!」
グッと顔を持ち上げられた。「っやめろ」
「可愛らしい······」
「っ!」 やっぱりコイツ、変態だ!!
「さぁ·····目を閉じて···············?」
スッ···と目の前に指が翳され私は反射的に目を閉じてしまった。
「良く出来ました······、ンッ··」 「んんっ!!」
イラつく、また零のされるがままだっ!
っ今回は、私が奴を乱す、絶対に
「ンッ····」 リップ音が部屋に淫らに鳴り響く。
「ッッ!!! んんぁっ!??」 抵抗出来なかった。
奴の手が私の頭をくしゃくしゃ激しく回した。
「んんぁっ!!」「っ···西川さんっ····ン」
「!!」 ドクンッッ!!
私の心臓が大きく鳴った。 ーーーズルい。
私は頭を激しくかき回されて名字で呼ばれると、プ
ライドとか悔しいとかどうでも良くなってしまうの
だ。
「っ··西川さん「なっまぇっ·····!!」
ハッとする。「ん···どうしたのですか··············?」
あらかじめ計算していた通りだという顔。
「なっ、なんでもないっ··っぁ」
もっと激しくかき回されて、愛されているという快
楽に声が呑まれた。 だけど、名字で呼ばれてい
る事に対してこんなにも切なく、もどかしくな
る。 息が上がる。
「素直にねだりませんね······、仕方ない お仕置き
をしなければ······」 「!!!!」
少し我に帰り、"お仕置き"から逃れようとした。 ぐっ、ぐっ
「··················っっっ」
手首を縛られているので、当然逃げられない。
零は、そんな私の様子をじっくりと見て楽しみ、
ポケットのモノに手を突っ込んだーーーーーー