第4章 攻愛 < 男性教師 どS メガネ 恋人>
少女がタオルを掛けられ、何か話す二人をボー···と見ていたら、
「頂戴!!!」
その声にビックリしたのも束の間、少女は風のように消えた。
「な、なな何が···?」
様子を見ると ニコニコさんの所に歩いてくる男の人が見えた。
「君···· ストーブつけっぱで スタッフルーム出たかい?」
見かけ40代っぽいその人は、丁寧な言葉とは裏腹に顔がひきつっていた。 どうやら相当苛立ちを感じているらしい。
「あン、そうだった~ン♪! ごめンっ♪」
ニコニコさんは 「てへンっ♪」とグーにした手をコツン、とさせた。 ···嗚呼、店長さん?から殺気に酷似した空気が·········
ニコニコして怖 いや、ピエロみたいに愉快な言動
する人の上司って、超大変なんだな···············。(遠い
目)
「あ、すみませんっ···! ありました」
「っ···! 遅い、速く乗って!!」
先生が乗り、3度目の正直でボタンを押す。
また隙間が狭くなって、カリカリとしていたら、
「というかお前、さっきの子の為に···」
「抽選で当たっただけだよン~~!」
その声がして、ドアが完全に閉まった。