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ホテルの事情[R18]

第2章 同愛    <学生 百合 純愛  少し·····>連載中



その瞬間、螺園ちゃんの頬がボボボ、と赤くなった。

「ああン♪ ごめんごめんン! で、お部屋はどちらに致しますン?」


ちらっ、と少しだけその男性の方を見ると、すごく笑顔で、



ずっと目を閉じている風に見えた。



「····っ(ホッ···) ええと! じじゃあ、この部屋で!!」

「はいン♪ ごゆっくり~~~♪♪」

その男性は手をひらひらとさせて、螺園ちゃんは

足早に部屋へ向かった。




チーーーン。

エレベーターが止まる音がした。

ドッドッドッドッドッドッ······ と、無言で待っている間も 心臓の音は鳴りやまなかった。




私も、        ··················きっと彼女も。



そして大きいドアが開いた。


「っ············!!!!」



そこで目にしたものは、かなり驚愕する光景だった。


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