第2章 同愛 <学生 百合 純愛 少し·····>連載中
「別にっ.....いい、...よ.....っ」
螺園ちゃんは、顔を赤らめて眉を寄せた。そして、ミニスカートの脚をもじっ..とさせる。
「!!!!!!」
な、
な、な、なにいってるの、、、、っ!???
っておもったけど、哀しいかな、彼女の、彼氏に"アレ"をねだるみたいなお顔と仕草は、私の心に間違いなくヒットしていた。
「........瑠々.....」
びくっ、と、私は肩を震わせた。すかさず、螺園ちゃんが顔を私に近づけてくる。ずっと、甘えるような目つきで。白い髪と、私の汚れた黒い髪が、交わってくる。私の頬のあたりの彼女の髪が、ぞわぞわした。
「ン......ッ」
と、彼女の唇が、私の唇に迫った。
「っ...!!やめ、てっ....」
と、すんでのところで顔を離したが、それを少し、いやかなり後悔している自分がいた。ーーー私は正直、今日は"ムラムラする"、そういった日だった。
「瑠々....ホテルまでついていってもらえる...?」
私は、誘惑を、断りきれなかった。
「じゃ、じゃあね..っ」
ホテルらしき建物の前で、私は強引に別れようとした。だが...
「待って!瑠々...」
と、背中に、何か柔らかいものがあたる。ーーーそして、乳首と思われる突起が背中をかすった後に、それが彼女の胸である事を察した。
「もう1回だけ.......っ」
私はそのセリフのあと、ここのホテルが、前に来たホテルと一緒ーーーつまり、エッチな事をするホテルである事を自覚した。
「もう...1回だけ.....?」
私はそう答え、操り人形のように、ゆっくりと、彼女のもとに向かった。系が見えた。ーー爛れた系が。
「ッ...し、ッ....しないっ........!?」
私はここで耐えられなかった。
そう言った彼女が、ズルい位に照れて顔を真っ赤にしていたから。
嗚呼、ああーーーーーーー彼女は可愛い。
私は彼女の唇を吸った。唇で。
私はこの裏で考えていた。
私の暗い欲望。
ーーーーーーいじめられているとしても、もう一回だけ、彼女の体に触れられるのならーーー。
暗い気持ちで、彼女の柔らかな肉体を、抱きしめた。人目なんか、気にしないで。
早く彼女の体を舐め回したいと、生々しい心。