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ホテルの事情[R18]

第2章 同愛    <学生 百合 純愛  少し·····>連載中



「!!!!!!!!!」

『だめぇっ...♡私はそんなつもりじゃっ...あ、ああんっ...♡』『何言ってんだよ..もっと腰を動かせ....』

ちなみに上記の音声が流れている間、私はずっと音声の出所を探し出しスマホを手に取って1、2回落として人差し指と中指2本使ってやっとアダルト動画を止まることに成功した。

「.........」

気まずい。

は...

もじもじもじっと、太ももを高速で動かす。

恥ずかしい.....っ!!!

涙でそうになった。

(ちなみに作品の内容は、家庭教師男女モノだ。この説明だけで、中身は大体お察し頂けただろう。そして、ダウンロードした作品が何かの誤作動で発動してしまったらしい。)

「瑠々...」

ビグッと、肩を震わした。顔は真っ赤だ。

彼女の言わんとしている事は分かる。貴女もこういうモノを見ているのかって。そして、それもーーー男女のモノなのかって。

それは..相手役の女性の体型が、きっとーー螺園ちゃんに似ていたから。

「1回、手を洗ってきていいかしら...?」

螺園ちゃんなりに気を使ったのだ。

「う、うんいいよぉ....」

最後謎に母音がついてしまった。相当私は焦っていたみたい。





「えっ泊まらない...?」

「うん、ごめんなさいね、瑠々。」

戻ってきた螺園ちゃんは、若干こちらと目を合わせないようにしている。

「実は、ホテルを予約していたの。」

「ちょっと待って...!」

と、帰ろうと車椅子を動かし始めた螺園ちゃんの腕を掴んで、ハッとした。ーーー細すぎず、でもなんと上品な腕の肉感なのだろう。

「あの..ごめんなさい....なんで家に来てくれたのかだけ教..「あっ..!」

それは一瞬だった。

顔を真っ赤にした螺園ちゃんの白い髪が広がったその時ーーー私は、車椅子ごと、彼女と崩れていった。

派手な音が鳴り響く。

「.......」

お互いがお互いの近すぎる顔を見つめ合っていた。

「んっ..、んぁっ...!」

と、螺園ちゃんが小さく悲鳴のような声を出した。ーーーーハッとする。私の手が、ちょうど彼女の脚と脚の間にーーーー下着の上から、生暖かくて柔らかい、湿ったようなもの

「ごめんなさいっ...!!!」

顔を真っ赤にして叫ぶ私を、何故か、彼女は優しく見つめ出した。

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