第13章 学愛 〈 ?? 連載中〉
ドキ...ドキ...ドキ...ドキ...!!!ごっくん、と私は唾を飲み込んだ。
ーーーどうしよう..!
胸を撫で下ろして、自分を落ち着かせようとする。
今、私は、
...人生サイアクレベルの出来事に直面していた。
目の前には、ホテルが聳え立っている。
ーーーだって、もう、もう、もう..!しょうがないよねっ..!?
ーーーもう、ホテルに入るしか...っ!?
ぎゅううっ、と瞳を閉じてホテルの周りをうろちょろと歩き回る。
『ごっめーん瑠々、早くしないともうダメそうでさー』
そのまま無情にも通話を切る、友の軽い声。
ーーーだからって、私1人置いていく必要なかったじゃない..っ!もう!
その場で私は地団駄を踏んだ。
「やーん昼間っから〜?♡「いいだろー?」
頭を抱え込んだ、私の隣をカップルがすり抜け、ホテルの中に入っていく。
「いらっしゃいませン〜♪」
ーーーい、いらっしゃいませ”ン”...?
独特な語尾の店員さん..
でも、なんだかちょっと拍子抜けして気が緩んでいた。
「でも、今日はだめだよン♪団体様の貸切があるからン♪」
「ええーーっ!?」
..のような会話が、ホテル内から聞こえてくる。
ーーーよ、ようし..!
ーーーわ、私も..!
と、ようやく、ホテルのロビー内に足を踏み入れられたのだ..。
しかし、カップルとすれ違うその瞬間、
「ちょっとアナタ!」
カップルの内の1人に、肩を掴まれた。
「っ!?」
女性を見上げて、私はその場で固まる。
「今日は貸切で入れないらしいよ!それにアナタ、その制服..まだ中学生か高校生でしょっ!?」
ーーーな、なに?なに??なにいきなり..っ!?
口をパクパクしていたら、女性が指差してきた。
「こんな昼間っから、制服で、ラ、ラブホなんか入っちゃダメじゃない!」