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ホテルの事情[R18]

第10章 玩愛  〈 マチアプ お兄さん 大人のオモチャ 〉



「またバイト3人くらい辞めるらしいぞ」

ーーーホテルの従業員用の男子更衣室内での事。

金髪バイト君と先輩バイトが、ホテルの制服に着替えていた。

‥何やら、あまりよくない噂話をしているらしい。

「えーマジっスか!?今月6人目ッスよねぇ!」

「まぁ無理もないよな..数ヶ月前の、"アレ"があったし..」

「…」

重い沈黙が流れ込む。

「‥そういえば、店長…早退したぞ」

「‥!」

「傷、ぱっくり開いたらしい」

「やっぱり、スか‥最近レジの手止まりがちだったんスよ‥!調子悪かったんスね‥!」

「店長、本当災難だったよな...」

「…」


「まさか、刺されちまうなんてよ‥」


「…そうっスよぉ..ッ!」

ホテルの従業員たちが新聞で見た情報は、記憶に新しい。

ホテル内で起こった、犯人不明の刺傷事件の被害者40代男性‥と、新聞には記されていた。

「...」

「知ってるか?‥現場付近の、防犯カメラだけぶっ壊されてたらしい」

「防犯、カメラ…!?っスかぁッ!?」

先輩バイトの言葉を受けて、金髪バイト君は声を張り上げる。

「怖すぎっスよ..!!店長ぶっ刺した犯人、マジ早く捕まって欲しいっスぅぅう!!」


















































ぱらぱら....

パラパラ...

ぱら...

暗闇の中、眩い破片が宙を舞う。

その中心に、糸目で笑みを浮かべる、カウンター人がいた。

「ンン〜♪」

ところどころ姫カットの頭、ピンクのエクステの前髪を揺らし、彼は拳を振り上げる。

”防犯カメラ”に。


ーーーガッシャンッ....!


パラ..ぱら...

ぱら...

ぱら...












玩愛  〈 マチアプ お兄さん 大人のオモチャ 〉 完

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