第2章 同愛 <学生 百合 純愛 少し·····>
«昨日、二人で荒い息をし合った時本当に幸せで、
「うぅっ····」「ッどうしたのッッ??」
泣いてしまいましたね。ごめんなさい。»
「前はっ···うぅっ··!話す事さえ出来なくて、っぐすっ····だけどッッ···今はっ···········!!」
「!!ッッ私も、貴女の事が大好きよッッ····!!昔からッ···!」
«あの時、
ああ言ってくれて今世界で一番幸せなのは、自分だった。嬉しくて、嗚呼、こんなことって有るんだ、私の愛を受け入れてくれたって、また今も涙ぐんでる。»
その文面の途中、大きな丸い、シミがたくさんあった。
「ぅッッッ·····!!!」
涙が溢れ落ちた。
この手紙を読んで、涙を堪える術などある訳が無い。
次の文を読むと
«貴女の言葉が、全部嘘だったけれど、 やっぱり私は
貴女が好き。 どうしようも無い位に。»