第2章 同愛 <学生 百合 純愛 少し·····>
「ん····。 んん?? えッッッ!!」
ガバッ、と私はベッドから起きる。
···アレ? あれから記憶、ないわ····。
シャッ、と淡いピンク色の綺麗なカーテンを開けた。
「朝·····?」
澄みわたった青空、というか夕空だった。
ふと後ろを振り返り、
「あ、瑠々は·····。」
急いでドアをガチャンッと開け、エレベーターを通り過ぎ、階段を掛けた。
カウンターのところまで走った。
「あ、来たーン! くるくるちゃン♪」
「あ、あのッッ!!」
「そう言えばァ、キミタチ昨日ドア開けっぱでプレイしてたよねン!苦情がきて、ボク行ったらキミが彼女のム「!!!(\\\\)そうだったんですかッ!?!「うン♪ 初々しいねン~♪ キスもまだ舌入れてな「そんなコトよりッッ!!」
大声を出した。
「ン? 大丈夫だよン♪ ドア閉めといたからン♪♪」
「そこじゃなくて、ッッ····
瑠々はッッ??」
私はカウンターの男を睨むように見た。
「···うン~~···。しょうがない、かン♪彼女がココを急いで出るとき、この手紙を出すように言われたんだよン♪」
奇妙な男が人差し指と中指でヒラヒラさせている手紙を、強引に取った。
「わぉン♪!」
そして、読んだ。
「螺園ちゃんへ····」
そこには 小さく、か細くて震えた字があった。
「ッハアッ···ッハアッハア···ッハアッ!!!」