第8章 執愛 〈 監禁 優男成人S 女子高生 〉
「あー、おじさん」
アタシは頭をかいた。おじさんはどんどんアタシに近づき、ニコリ、と笑った。
「あーお兄さんイケメンだね!ちょーふぇろもん顔!」
アタシはあはは、と笑って一応褒めといた。でもテンションがちょっと上がったのはほんと。
「もうそんな"今時の女子高校生らしき"演技はいいよ、瑠々ちゃぁん...」
と、いきなり、その色気のあるお兄さんはアタシの脚をじゅるるるるっーーーーと舐めた。
「ッ...!」
驚いた、その舌先の冷たさに。「..おにーさん?あのね、どんだけ顔が良くたってそんなことされちゃ気持ち悪りぃだけだから。.....やめろ。」
アタシはギンッッとお兄さんを睨んだ。
「へぇ..瑠々ちゃんったら、...素の性格も、とぉっても気高く、気が強く、ウツクシいんだね....」
その細い体と爽やかそうな顔から、粘着質なものを感じた。
ーーーーーーバキッ。