第2章 同愛 <学生 百合 純愛 少し·····>連載中
「っえ··!」 また熱いキスをされ、目を瞑った。
その瞬間、
私の太ももをまさぐってきた。
ビクンッ···!
「ふぁっ·······!」
「ンんっ····!」
もう、どっちがどっちの唇か頭が朦朧として分からなくなってきた中、太ももの敏感な所に容赦なく、好きな人の指が当たり続けた。「アぁっ··! 螺園ちゃ····!!」
「っハァッッ····」
彼女の大きい瞳は、私の体を掴んで離さなかった。
そして、私に馬乗りした彼女は、逆光で体のラインがくっきり縁取られ、セクシーだった。
「っ····!」 私は思わず顔を背けた。
「私を·····ちゃんと、見て?」 ねだる様にそう囁いて、
私のブラウスのボタンを一つ、また一つ外していった。
心臓がうるさく鳴る。「っは、恥ずかしぃ····や····めて···っ」
私が声を振り絞って伝えても、ボタンはどんどん外されていく。
「フフッ···· 心臓のおと、凄い·····ッ♪」
ビクッ··
「は、ぁっっ····!!」
胸をゆっくりとなぞられ、口付けされた。
「ッ! そ、そのカオやめてッッ···· なんか·· 今更恥ずかしくなってきたから····!」 今度は、彼女が顔を背ける番だった。
「!···」
やられっぱなしにはさせないっ········!
私は馬乗りしている彼女のボタンに手を掛け、素早く外していった。